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教室の歴史
日本医科大学は長い歴史を持つ医科大学の一つであり、
当耳鼻咽喉科学教室の歴史も100年を優に超えます。
私たちは古い歴史にも学びながら、新しいものを追い求めています。
日本医科大学は明治9年に長谷川泰が私立済生学舎を設立したことに始まります。
その20年後の明治29年10月、ドクトル小此木信六郎によって耳鼻咽喉科の講義が開始されており、これを日本医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科の基礎とし、耳鼻咽喉科学教室の開講としています。小此木は済生学舎に引き続き、日本医学校、日本医学専門学校の発展に寄与し、後に日本医科大学第二代学長を務めています。
大正4年4月、文京区千駄木に日本医学校付属病院(現在の付属病院)が開設され、大正15年に当時の大学令により旧制日本医科大学になりました。
その後、昭和35年に大学院が設置され、現在の教室の体制が完成しました。
近年、大学院重点化に伴い耳鼻咽喉科は頭頸部・感覚器科学分野として、研究・臨床・教育のすべての分野での発展を続けています。
日本医科大学耳鼻咽喉科学教室百年史 1996年発刊
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